プロ野球選手会 HPで声明発表 

 日本プロ野球選手会は23日、選手の野球賭博や金銭のやり取りが明らかになったことに関して、ホームページで声明を発表した。

 声明は日本プロ野球選手会の嶋基宏会長(楽天)と、12球団の選手会長の連名。一連の問題に対し「社会人、野球人として賭け事、選手相互間の金銭のやり取りに対する認識の甘さが、ファンの皆様のプロ野球への期待、信頼を裏切る深刻な事態を招いたことを深く反省しています」と謝罪した。

 そして「選手一人ひとりがプロ野球選手としてのあり方を問われている今、NPBとともに再発防止に真摯に取り組むことはもちろん、私たちプロ野球選手が、社会からどのようなまなざしが注がれ、誰によって生かされているのかを改めて自覚し、自らを律する姿勢のもと、ファンの皆さんにこのようなことを二度と起こさないことを誓います」と、襟を正し、再発防止への決意をつづった。

 昨年10月から今月にかけて、巨人の4選手が野球賭博に関与していたことが判明。さらに各球団の調査などで試合前の円陣での声出し役に“ご祝儀”を渡したり、高校野球くじを行っているなどが明るみに出ている。

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