大谷翔平 6年ぶり「6番」で気迫雄たけび1安打2四死球 3連敗ドジャース、突破率2・4%%の奇跡へ
「ナ・リーグ優勝決定シリーズ、ドジャース2-6ブルワーズ」(14日、ロサンゼルス)
ドジャースは本拠ロサンゼルスでのブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第3戦に2-6で敗れて3連敗となり、後がなくなった。打撃不振の大谷翔平選手(32)は打順を6番に下げて2打数1安打2四死球。3出塁を記録したが、勝利にはつながらなかった。背水の陣で第4戦に臨む。
あすにつながる希望の一打。大谷が痛烈な打球で安打を記録したのは3点を追う八回だ。二遊間を真っ二つに割って中前に達したゴロ打球の速度が両軍最速の時速183キロを計測した。
大谷にとって打球速度は調子のバロメーター。右上腕や左膝などのケガと戦いながらプレーしている。戦いの舞台を本拠地に移した試合。今季自己3番目の球速で地元ファンを歓喜させた。
PS打率・150の不振から打順を6年ぶりに6番に落とした試合。1点を追う六回1死一、二塁の打席では四球を選び、7番スミスの一度は逆転となる2点適時二塁打を呼び込み、三塁上で歓喜の叫び声を上げた。
しかし、直後に先発スネルが逆転被弾。大谷は八回2死から出塁後、スミスの右飛に全力疾走し、勝利への執念を見せたが、反撃に転じることはできなかった。
PS史上、3連敗後に4連勝したチームは2004年のレッドソックスだけ。突破の確率は2・4%(42度中1度)だ。現役時代にその“2%の奇跡”を経験しているロバーツ監督は言った。「もちろん逆転は可能だ。勝つしかない。勝つ方法を見いだすしかない」
ワールドシリーズ3連覇への道は完全に閉ざされてはいない。一戦必勝。大谷が仲間たちとともに4連勝を目指す。
