大谷翔平 復帰2戦目完全復活マルチ 剛腕投手・ミラーから165キロ撃ち 15戦ぶりの打点 ロバーツ監督「いい感じ」
「ドジャース2-4パドレス」(24日、ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手(32)がロサンゼルスでパドレスとの本拠地最終戦に「1番・指名打者(DH)」で出場し、5打数2安打1打点。チームは連敗したが、相手の剛腕守護神、ミラーの102・6マイル(約165キロ)直球を左中間へ適時二塁打とするなど、今月初の複数安打で完全復調を印象づけた。
甲高い快音。本拠地がどよめきと歓声に包まれた。1-4の九回2死二塁。大谷のバットが剛腕守護神ミラーの165キロ直球を完璧に捉えた。時速172キロの弾丸が左中間フェンスを直撃。8月18日のロッキーズ戦以来、出場15試合ぶりの打点を記録した。
三回の打席では投手との駆け引きにも勝った。先発右腕ピベッタにカウント1-2と追い込まれながら外角高め94・3マイル(約152キロ)直球を右前打。負傷者リスト入り前まで“弱点”と言われてきた速球を打ち返した。8月26日以来のマルチ安打で完全復活を印象づけた。
復帰2戦目。調子のバロメーターでもあるバットスピードの最速は、8月26日以来となる83マイル(約134キロ)を計測した。飛距離116メートルの中飛は今後に期待を抱かせる一打だった。
試合後の会見。ロバーツ監督は「すごく良い感覚を持っていると思う。本当にいい感じだ。バットスピードも戻ってるし、打席内容も良かった」と評価。「チーム全体にとっても心強い内容だった」とたたえた。
クラブハウスではベテランのフリーマンも大谷の復調を喜んだ。
「ショウヘイにヒットが出たのは良かった。あの打球(適時二塁打)こそ彼を特別な存在にしている。彼も気持ち良かったと思う」
レギュラーシーズン残り3試合。「状態はいいし、本人もできるだけ打席に立ちたいはずだ」。指揮官は大谷の全試合出場を明言した。この日で15試合74打席ノーアーチ。豪快な一発をみんなが待ち望んでいる。
