佐々木朗希のPS守護神起用は「もちろん選択肢の一つ」 ロバーツ監督断言 “抑え問題”抱える心境吐露「1人に固定する形見えない」

 「ドジャース-パドレス」(22日、ロサンゼルス)

 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が試合前の会見で“抑え問題”を抱える心境と吐露。 右手中指のまめを完治させて戦列復帰した佐々木朗希投手について、改めてポストシーズン専用守護神として起用する考えを明かした。

 メジャー2年目の佐々木は開幕から先発の柱として23試合に登板し、5勝5敗、防御率4・60。7月30日のマリナーズ戦を最後に白星から遠ざかっているが、7月8日から8月19日の7登板で防御率2・63と安定した投球を見せていた。8月26日のブレーブス戦の途中で右手中指のまめがつぶれて緊急降板し、離脱した。

 レギュラーシーズン残り6試合。チームはポストシーズンを見据えてエースの山本、サイ・ヤング賞2回のスクバルとスネル、グラスノーの4人を先発として起用する方針。佐々木は昨季は終盤に中継ぎに配置転換され、臨時守護神として連覇に貢献した実績を高く評価され、ブルペンへ配置転換することを決定した。

 指揮官は試合前の会見で開口一番、「ロウキが戻ってきたことをうれしく思っている。彼自身もこの役割を楽しみにしているし、私も昨年同様、大きなインパクトを与えられると思っている」。ブルペンデーのこの日の試合で復帰することを示唆し「どのイニングになるかはまだ決めていないが、今日は複数回を投げることをイメージしている。回の頭から入って2イニング投げるかもしれない。それが三回なのか、六回なのか、八回なのかは分からないが、彼は準備できている」と力強く言った。

 注目されるのはポストシーズンでの役割だ。チームの抑えには昨オフに3年6900万ドル(約108億円)で獲得したディアスがいるが、けがから復帰したばかりで本調子ではない。ロバーツ監督は『守護神・佐々木』について「もちろん選択肢の一つと考えている。ただ、それは今日の投球内容にもよると思う。シーズン終了までにあと1、2試合の登板があるはずだし、その中で判断していくことになる」と話した。

 ディアスは開幕直後に右肘骨片除去手術のため長期離脱するなど、チームにとって“抑え問題”はシーズンを通して懸案事項だった。指揮官は「10月に抑えを固定するのが一番の理想だが、実際はいつもそうとはいかないものだ。例えば、タナー(代役抑えのスコット)が七回や八回の高い重要度の場面で最適な選択肢になることもある。そうなると、九回を誰が投げるかは状況次第になる。だから、今のところ、抑えを1人に固定する形は見えていない」と、苦しいブルペン事情を抱える心境と吐露した。

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