佐々木朗希 中継ぎ配置転換で22日復帰 昨季同様“ポストシーズン魔人”の「可能性」 指揮官「彼を信頼」
「ドジャース3-1ジャイアンツ」(20日、ロサンゼルス)
右手中指のまめで負傷者リスト(IL)に入っているドジャースの佐々木朗希投手(23)が、10月のポストシーズン(PS)に向けて中継ぎに配置転換されることが決まった。デーブ・ロバーツ監督(54)がロサンゼルスでのジャイアンツ戦後の記者会見で明言した。状況次第では昨季に続き「守護神」として起用する可能性も示唆。試合はドジャースが3-1で逆転勝ちし、4連勝を飾った。
8月27日のIL入りから25日目。ようやく佐々木朗の役割が明らかにされた。22日から始まるパドレスとの3連戦で復帰が決まっている右腕。ロバーツ監督はこの日「ロウキを次のシリーズでリリーフとして起用する」と発表し、「どんな場面でも彼を信頼している」と語気を強めた。
メジャー2年目の佐々木朗は開幕から先発ローテーションの一角として23試合に登板し、5勝5敗、防御率4・60。数字としては物足りないが、7、8月の7登板で防御率2・63をマークするなど、安定した投球を続けてきた。
ただ、チームにはエースの山本、サイ・ヤング賞2度のスクバルに加えスネル、グラスノーの先発4人が存在。指揮官は「ポストシーズンは先発4人で十分。現状ではこれが理にかなっている」と、佐々木朗の配置転換の意図を説明した。
佐々木朗は昨季もレギュラーシーズン終盤から救援を経験。ポストシーズンでは臨時守護神にも抜てきされ、球団初のワールドシリーズ(WS)連覇に大きく貢献しており、実績は申し分ない。
ドジャースは新守護神として期待されたディアスがケガの影響で安定感を欠くなど、深刻な「抑え不足」を抱えている。佐々木朗の抑え再抜てきについて問われた指揮官は「次の登板ではないが、状況次第で将来的に可能性はある」と否定しなかった。
WS3連覇が懸かったシーズン。ひと回り成長した佐々木朗が再び、救世主としてマウンドに立つ。
◆佐々木朗の2025年シーズンの中継ぎ登板 右肩の負傷による約4カ月間半の離脱を経て、レギュラーシーズン終盤の9月下旬から救援に配置転換され、メジャー復帰した。ポストシーズン(PS)では守護神を託されるなど奮闘。フィリーズとの地区シリーズ第4戦では同点の八回から登板し、3回をパーフェクトに抑えた。ブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第3戦でPS3セーブ目を挙げ、連投となった第4戦も九回を無失点に抑えて“胴上げ投手”となった。ブルージェイズとのワールドシリーズ(WS)では2試合無失点。PS計9試合に登板し、10回2/3を投げて3セーブ、防御率0・84の成績でWS連覇に貢献した。
