岡本和真 完璧バックスクリーン弾へ28号 日本勢新人初30号射程圏
「ブルージェイズ7-0マリナーズ」(30日、トロント)
ブルージェイズの岡本和真内野手(30)はマリナーズ戦で28号ソロを放ち、3打数1安打1打点。チームは7-0で勝った。ドジャースの大谷翔平投手(32)は6-1で勝ったタイガース戦に「1番・指名打者」で5打数無安打だった。カブスの今永昇太投手(32)はレッズ戦で5回を投げ、3本塁打を含む8安打6失点で10敗目(8勝)。エンゼルスの菊池雄星投手(35)はフィリーズ戦に先発し、7回6安打2失点で5敗目(0勝)。チームは7連敗となった。
岡本が本拠地をどよめかせたのは3点リードの六回だ。1死走者なしで捉えたのは初球のスライダー。中継ぎ左腕スパイアーの初球、甘く入ったスライダーを完璧に捉えた。センターバックスクリーンへ飛距離123メートルのアーチ。フェンス際でジャンプした中堅手のグラブの上を抜けた。貴重な追加点だった。
ダイヤモンドを一周すると、ベンチ前でゲレロにホームランジャケットを着せられ、お辞儀した後にドラゴンのつえを持ってベンチへ。笑顔で仲間とタッチを交わした。
3打数1安打1打点1四球、2得点でチームの3連勝に貢献。2試合ぶりのアーチでマリナーズとの3連戦で2本目とした。このカード直前、27日のロイヤルズ戦で3戦ぶりの安打となる二塁打を放った際に「何かいいきっかけを見つけないと。そうなってくれれば」と話していたが、言葉通りに調子を上げてきた。
これで日本勢ルーキー史上初の30号到達にあと2本と迫った。ホワイトソックスの村上が29号を放って先に王手をかけたが、以降は足踏み状態。岡本が先に大台到達の可能性は高くなった。昨季55発のドジャース大谷は現在30本で、日本勢トップも射程圏。打点も78とし、今季日本勢で大谷の80、鈴木の79に次いで堂々の3位だ。
チームはこの日の勝利で借金完済まであと2。ア・リーグ東地区最下位ながらワイルドカード争いはプレーオフ圏内の3位ガーディアンズに1・5ゲーム差に迫っている。
