ドジャース、4日前戦力外扱い万能選手をメジャー再昇格させた理由 野手4人入れ替え ロバーツ監督「自分の役割を理解している」 内外野の守備と対左腕打撃に期待
「ドジャース-フィリーズ」(29日、ロサンゼルス)
ドジャースのロバーツ監督が試合前に野手4人の入れ替えを発表。27日のロッキーズ戦で左太もも裏を負傷して途中交代したテオスカー・ヘルナンデス外野手が10日間の負傷者リストに入り、代わって3Aから左の大砲、ライアン・ウォード外野手がメジャー再昇格。また、25日にメジャー40人枠から外し、戦力外にしたサンチアゴ・エスピナル内野手の再契約&メジャー昇格と、金慧成(キム・ヘソン)内野手の3A降格を明かした。
異例の編成だ。キケ・ヘルナンデス内野手の戦列復帰に伴い、25日にDFAにしたエスピナルが28日にFAになり、ドジャースと再契約を結んだ。一夜明けたこの日にまさかのメジャー再昇格が決まった。
ドミニカ共和国出身の同内野手はメジャー6年目の昨季、レッズで114試合に出場したが、打率・243、0本塁打、16打点、OPS・575と振るわず、シーズン終了後にFAに。ドジャースはブルージェイズ時代の21年に92試合で打率・311、22年には135試合で打率・267、7本塁打、51打点で球宴にも選出された中堅万能選手の力を信じて契約を結んだ。
ロバーツ監督はエスピナルについて「スター選手が揃ったチームでは、自分の役割を理解していることは大事なことだ。エスピナルはその点で本当に優れていて、自分の価値を理解しているし、名前を呼ばれたときには常に準備ができている。守備面でも信頼しているし、左投手相手の打席でも彼を使いたいと思える選手だ。数日チームを離れていたが、ブランクを感じさせず、すぐに馴染んでいる。彼が戻ってきてくれたのは本当に良かった」と笑顔を見せた。
今後の起用法について「アレックス(スイッチヒッターのフリーランド)は右投手相手に左打席で打つときの方が左投手相手に右打席で打つよりもずっといい打者だ。だからこそ、エスピー(右打ちのエスピナル)が三塁や二塁、必要なら外野も守れ、左投手相手に使えるのも大きい。マックス(マンシー)は右手死球から復帰して間もないので、左投手に対応できるエスピナルがロースターにいることは重要だ」と話した。
