ドジャース キケ・ヘルナンデスが確信の一撃 左翼手が数歩動いてあきらめる 5者連続三振の苦境から本拠地も息を吹き返す
「ワールドシリーズ・第5戦、ドジャース-ブルージェイズ」(29日、ロサンゼルス)
ドジャースが三回にキケ・ヘルナンデス内野手のソロ本塁打で反撃ののろしをあげた。
チームが5者連続三振というブルージェイズ・イエサベージを打ちあぐねていた中、ポストシーズン男が真価を発揮した。カウント2-1から高めのフォーシームを完璧に捉えると、打球は左翼席に飛び込んでいった。左翼が数歩動いただけであきらめる一撃。静まりかえっていたドジャースタジアムが一気に盛り上がった。
これでキケはポストシーズンで通算16本目のアーチ。今年の10月も打率・283と好結果を残している。さらに打撃だけでなく守備でも好プレーを連発。チームの重苦しいムードを振り払う頼れる存在だ。





