大谷翔平「悔やまれる1球」ゲレーロJr.への失投に泣く 前夜死闘も「どうこう言うつもりはない」今後は「いつでも行けるように」

 「ワールドシリーズ・第4戦、ドジャース2-6ブルージェイズ」(28日、ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手がワールドシリーズ初の先発マウンドに上がり、7回途中4失点で初黒星を喫した。ゲレーロJr.に逆転2ランを被弾し、七回に連打を浴びて降板となった。

 大谷は試合後、「明らかな失投ではあるので。悔やまれる1球だったのは結果論からするとその通り」と語った。1点リードの三回だった。1死一塁からゲレーロJr.に投じたスイーパーが高めに浮いた。これを完璧に左中間へはじき返される逆転2ラン。打球の行方を見つめ、表情をゆがめた。

 それでも被弾後の四回は先頭のカークをカーブで見逃し三振。続くバーショもカーブで空振り三振に仕留めた。クレメントはフォーシームで空振り三振と3者連続三振に斬った。ベンチに戻る際にはスミスとコミュニケーションをとりながら笑みを浮かべた。五回に2死一塁でゲレーロJr.を迎えた際にはギアを上げた。球速がアップし、最後は内角直球で中飛に仕留めリベンジを果たした大谷。5回を2失点にまとめた。

 上位打線を迎えた六回も続投し、ビシェットをスイーパーで左飛に打ち取り、バージャも好反応で投ゴロに。カークは外角に大きく曲がるスイーパーで空振り三振に斬った。

 そして球数が90球で迎えた七回、ブルペンではバンダが準備を開始。先頭のバーショに右前打を浴び、初めて先頭打者を出塁させた。踏ん張りどころとなった中、続くクレメントには左中間フェンス直撃の二塁打を浴び、ここで降板となった。ファンはスタンディングオベーションで出迎えた。

 降板後、リリーフが打たれて計4失点。前日には6時間39分、延長十八回の死闘となった前日の試合で9打席連続出塁をマーク。延長十一回に二塁へ走った際に「脱水症状気味だった」と右足をけいれんするアクシデントがあったが、プレーを続行していた。

 「昨日の試合がどうこういうつもりはない」と前置きした上で、「単純に自分の動き、技術的な動きの部分がよくなかった。そういう試合は多々有るので。その中でも6回までは粘れる状態では投げられた。やっぱり7回、先頭も含めての2人。あそこが一番悔やまれるところかなと思います」と悔やんだ大谷。前夜は午前1時前に球場を出て2時には自宅のベッドに行ったという。入念なケアも行って上がったマウンドに「サポートに感謝したい」と裏方へ感謝の思いも口にした。今後は「いつでも行けるように準備したい」と残り最大3試合での登板も辞さない考えを明かした。

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