大谷翔平が7回途中4失点でWS初黒星 延長18回死闘翌日の好投にファンがスタンディングオベーションも ゲレーロJr.に逆転決勝被弾

 ドジャース・大谷翔平(提供・共同通信社)
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 「ワールドシリーズ・第4戦、ドジャース2-6ブルージェイズ」(28日、ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手がワールドシリーズ初の先発マウンドに上がり、7回途中4失点で初黒星を喫した。ゲレーロJr.に逆転2ランを被弾し、七回に連打を浴びて降板となった。

 悪夢が襲ったのは1点リードの三回だった。1死一塁からゲレーロJr.に投じたスイーパーが高めに浮いた。これを完璧に左中間へはじき返される逆転2ラン。それでも表情を変えず、メンタルを切り替えた大谷。前日の激闘の疲労を感じさせない投球内容だ。

 初回に先頭のルークスが放った左翼へのファウルフライ。これをキケ・ヘルナンデスが身を乗り出してキャッチした。完全なファウルをアウトに変え、本拠地は大歓声。大谷も思わずマウンドで両手を挙げてバンザイ。スーパープレーをたたえた。

 2死一、二塁のピンチを招くも、カークを一飛に仕留めてスコアボードにゼロを刻んだ。二回は先頭のバーショを1球で遊飛に打ち取り、クレメントの4球目には大きく外へ外れるボールもあった。だが一ゴロに打ち取りしっかりベースカバーに入って2死。ヒメネスは1球で投ゴロに仕留め、三者凡退でリズムを作った。

 被弾後の四回は先頭のカークをカーブで見逃し三振。続くバーショもカーブで空振り三振に仕留めた。クレメントはフォーシームで空振り三振と3者連続三振に斬った。ベンチに戻る際にはスミスとコミュニケーションをとりながら笑みを浮かべた。五回に2死一塁でゲレーロJr.を迎えた際にはギアを上げた。球速がアップし、最後は内角直球で中飛に仕留めリベンジを果たした大谷。5回を2失点にまとめた。

 上位打線を迎えた六回も続投し、ビシェットをスイーパーで左飛に打ち取り、バージャも好反応で投ゴロに。カークは外角に大きく曲がるスイーパーで空振り三振に斬った。

 そして球数が90球で迎えた七回、ブルペンではバンダが準備を開始。先頭のバーショに右前打を浴び、初めて先頭打者を出塁させた。踏ん張りどころとなった中、続くクレメントには左中間フェンス直撃の二塁打を浴び、ここで降板となった。ファンはスタンディングオベーションで出迎えた。

 降板後、バンダはヒメネスに左前適時打を浴びた。続くカイナファレファの三直はマンシーの好送球もあって併殺打と思われたが、シュナイダー監督のチャレンジが成功して一塁はセーフとなった。代打・フランスの二ゴロ間に三塁走者が生還し、大谷は4失点で降板となった。

 大谷は6時間39分、延長十八回の死闘となった前日の試合で9打席連続出塁をマーク。延長十一回に二塁へ走った際に右足をけいれんするアクシデントがあったが、プレーを続行。本人は「切り替えて明日に臨みたい」と語り、ロバーツ監督は試合前に「今の状態では気分はよさそう」と語っていた。

 試合は七回の4失点が響いての逆転負け。大谷はWS初黒星となった。2勝2敗のタイに持ち込まれ、敵地・トロントで行われる第6戦以降の開催が決定。王手をかけて乗り込むことができるか。第5戦が大きなキーポイントになりそうだ。

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