大谷翔平はヤギ?! 延長18回激闘で好救援勝利のド軍右腕、“大谷Tシャツ”でゲン担ぎ「これまで見た中で最も現実離れした選手」 携帯にはメール1000件超
「ワールドシリーズ・第4戦、ドジャース-ブルージェイズ」(28日、ロサンゼルス)
延長十八回、6時間39分の死闘を制した第3戦で好救援を見せ、勝利投手になったドジャースのウィル・クライン投手が、同じリリーフのエメット・シーハン投手と並んで試合前に取材に応じた。
前夜の試合がシリーズ初登板だったクラインは同点の延長十五回から10番手でマウンドに立ち、4回、72球を投げて1安打無失点の快投。フリーマンの劇的サヨナラ弾で白星を手にした。
試合後の反響はすさまじく、自身の携帯電話にはショートメールが殺到。「試合直後に500件くらい届いていて、それを全部見終わった後にもさらに500件くらい来ました。終わりがない」と笑顔で明かした。
自身の体調については「まだアドレナリンが出てる気がします。確かに体は痛いし、疲れもある」とクライン。「でも、それはみんな同じ。昨日は全員が18イニングを戦った。ウィル(スミス捕手)は18イニング捕って、今日もまたマスクをかぶるんですから。でも、これはワールドシリーズ。今季最後の試合になるかもしれない。だから、痛みや疲れを感じないようにして前に進むしかない」と強い気持ちを見せた。
会見場には青いTシャツを着て登場した。胸の部分に白いヤギと17番が入ったデザインについて「これはショウヘイのことです。彼は“GOAT(=Greatest Of All Time、史上最高の選手、Goatはヤギの意味)”なんです」と説明。第3戦で2本塁打と2二塁打の4安打3打点、4申告敬遠を含む5四球で全9打席出塁の史上初をやってのけ、第4戦では投打同時出場する大谷を「昨日の活躍と、今日彼がやろうとしていることを考えると、このTシャツはぴったりだと思って。彼は、僕たち誰もが見た中で最も現実離れした選手だと思う。彼にこのTシャツを着てもらう必要はないと思うけど、なんだか縁起がいい気がしてね」と話した。





