死闘後のクラブハウス ロバーツ監督が選手の前で熱弁 大谷は両手突き上げる「君たち一人一人をこれほど誇りに思ったことはない」
「ワールドシリーズ・第3戦、ドジャース6-5ブルージェイズ」(27日、ロサンゼルス)
ドジャースが延長十八回、歴史的な死闘をサヨナラで制した。フレディ・フリーマン内野手が昨年のワールドシリーズに続きサヨナラ弾を放ち、6時間39分の死闘に終止符を打った。
ドジャースの公式インスタグラムでは試合後、選手、スタッフが集合したクラブハウスでロバーツ監督が言葉をかける様子を公開。指揮官は大谷、由伸、フリーマンらを前に「君たち一人一人をこれほど誇りに思ったことはない。全員が仲間を応援し、互いを信じていた。今夜の試合、勝つためには全員の力が必要だということを証明した」と熱く語りかけた。大谷が両手を突き上げ、由伸は笑顔で拍手するなど、指揮官の言葉に選手らが沸き返った。
また、指揮官は大谷がナ・リーグ優勝決定シリーズで獲得したMVPトロフィーを掲げ、「翔平が言ったように、これはチームの努力の賜物だ。この部屋にいる全員の力だ」と力説。「今日はこの後、試合がある」と腕時計をたたいてジョークまじりに語りながら、「気を緩めるつもりはない。明日も準備万端で臨もう」とナインを鼓舞した。





