佐々木朗希まさか 初の救援失敗 2点リードの九回、1点を返されあと1死で降板 3番手・トライネンがリード守る

 「ナ・リーグ・優勝決定シリーズ、ブルワーズ1-2ドジャース」(13日、ミルウォーキー)

 7回戦制の第1戦が行われ、ドジャース・佐々木朗希投手が2-0の九回に登板したが、1点を返されあと1死で降板した。

 佐々木は先頭のダービンを三飛に打ち取ったが、続くコリンズには四球。さらに代打・バウアーズにはフルカウントから中越えへエンタイトル二塁打を浴びた。

 1死二、三塁でチョウリオの中犠飛で1点差に。なおも2死三塁でイエリチにはフルカウントから四球。ここで、ロバーツ監督がベンチから出て、ブルペンで準備していたトライネンへの交代が告げられた。

 トライネンは四球を与えて満塁としたが、最後はチュラングを空振り三振に仕留めて、リードを守った。

 佐々木はポストシーズンで抑えの役割を任され、4試合で無失点、2セーブ。9日のフィリーズとの地区シリーズ第4戦では八回から3イニングを打者9人のパーフェクトに封じていた。

 12日の優勝決定シリーズ前日会見でロバーツ監督が「彼は必要とされる状況に備えている。連投のことは心配していない」と言い切ったように今シリーズ以降は連投起用も示唆。正真正銘の抑えとして信頼を得ていたが、初めての救援失敗となった。

 試合後、マスクをかぶったスミスはNHKBSのインタビューに応じ、九回逃げ切った場面を「我々は最後、ピンチになったが選手全員が頑張っていい勝利だった」と振り返った。佐々木の投球内容については「そんなに悪くはなかったと思う。しっかりストレートで(ストライクを)取れていたと思うし、アウトも取れていた」とし「その後のトライネン投手がしっかり抑えてくれたのがよかった」と話した。

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