鈴木誠也 163キロ撃ち同点弾も及ばず 地区S敗退「悔しい」
「ナ・リーグ・地区シリーズ、ブルワーズ3-1カブス」(11日、ミルウォーキー)
カブスの鈴木はメジャー屈指の豪腕を打ち崩した。0-1の二回先頭で、ミジオロウスキーの2球目。「球の速い投手なので、それで押してくるだろうな」と、163キロ超の直球を見事に捉え、右中間のブルペンへ放り込んだ。
MLB公式のサラ・ラングス記者によると、101・4マイルのボールを本塁打としたのは08年のピッチトラッキングの導入後、ポストシーズン史上最速タイに。ただその後は、六回1死一、二塁で左飛に倒れるなど無得点で「得点圏でもう1本出ていたら、もうちょっと(結果は)違っていたと思う」と肩を落とした。
「悔しいし、まだ気持ちの整理がついてないのでなんとも言えない」と唇をかみ、「今年は自分の中でも深刻なぐらい(調子が)落ちたが、そこから立て直して最後にいい形で終われたのは自信になった」とメジャー4年目を振り返った。
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