ロバーツ監督が「ロウキに乾杯!」シャンパンファイトで異例の号令→ナインも呼応 3回完全救援で地区S突破呼び込む
「ナ・リーグ・地区シリーズ、ドジャース2-1フィリーズ」(9日、ロサンゼルス)
試合後のクラブハウスでシャンパンファイトが行われ、デーブ・ロバーツ監督が佐々木朗希投手を「ロウキに乾杯」と絶賛。するとナインも「ロウキに乾杯」と呼応し、若き右腕をたたえる異例のコールでスタートした。
チームが同点に追いついた直後、ブルペンの電話がなった。投球練習の開始はベッツの押し出し四球後。時間がなかった中でも、佐々木の投球は揺るがなかった。
先頭のシュワバーを押し込んで右飛に仕留めると、続くハーパーの打席では本拠地のスタンドから「ロウキ」コールがわき起こった。2球で追い込み、丁寧に変化球を低めに集めた佐々木。最後は三飛に打ち取り、怖い2人の強打者をしっかりと仕留めた。
そして最後はボームを二ゴロに打ち取り、流れを呼び込んだ。本拠地もスタンディングオベーションに包まれた。
救援転向後、初のイニングまたぎとなった九回も安定感は揺るがない。先頭のマーシュをしっかりと打ち取り、続くリアルミュートにはスプリットを連投して追い込み、最後は161キロで空振り三振に斬った。ケプラーも2球で追い込み、159キロで詰まらせて三飛に打ち取った。
そして延長十回も続投。先頭のカステヤノスを三ゴロに打ち取り、ストットは三振に仕留めた。打順が1番に戻ってターナーにはフルカウントからのフォーシームで右飛に打ち取った。ベンチに戻るとロバーツ監督が出てきて右腕を出迎えていた。





