ロバーツ監督、地区シリーズ打率・056大谷翔平に注文と期待「打撃の質を上げる必要ある」 第1打席初球空振り「全体の流れが決まった」

 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が11日(日本時間12日)、オンライン取材に応じ、フィリーズとの地区シリーズで打率・056(18打数1安打)と苦しんだ大谷翔平について語った。

 大谷は同シリーズ20打席のうち16打席で左投手と対戦。指揮官は、レッズとのワイルドカードシリーズ第1戦で2本塁打を放ったことを踏まえ、「ワイルドカードシリーズの彼は悪くなかった」。続けて「相手も彼に打たせないようにしていた中で地区シリーズでは第1打席の初球からゾーン外の球に手を出してしまって、それがシリーズ全体の流れを決めてしまったように感じた」と、シリーズ最初の打席で左腕サンチェスの内角低めシンカーを空振りしたことがスランプの始まりだったと自己分析した。

 左投手に対して結果が出ていない点には「レギュラーシーズンではポストシーズンほど左投手に苦しんでいたわけではなかった」と指揮官。「どのチームもショウヘイにはできるだけ左投手をぶつけてくるだろうけど、彼自身があの(地区)シリーズを振り返って、ストライクゾーンの外に手を出しすぎていたことや、ゾーン内の球を見逃していたことを見つめ直してくれることを期待している。打席の質をもっと上げる必要がある。チームとしてももっと良くならなきゃいけないので、打撃コーチ陣や本人があのシリーズから学んで、改善してくれることを願っている」と注文と期待を口にした。

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