山本由伸 恩師が異例の提言「ロートベット選手にいってほしい」スミスとの相性考慮でバッテリー復活を熱望 オリックス時代の秘話も
オリックス前監督で現在は球団スペシャルアドバイザーを務める中嶋聡氏が12日、TBS「サンデーモーニング」に出演。現在、ドジャースでプレーオフを戦っているドジャース・山本由伸投手について「僕の願望」と前置きした上で「山本由伸の時はちょっとロートベット選手にいってほしい」と語った。
山本はスミスと久々にバッテリーを組んだ地区シリーズ第3戦で五回途中3失点で降板。メジャー2年目でポストシーズン初黒星を喫した。
状態について問われると「そこまで悪くないと思うんですけど。スミス選手はレギュラーなんですけど、僕はロートベット選手と組んですごく内容がよかったので、山本由伸の時はちょっとロートベット選手にいってほしいというのが僕の願望」と語った。
山本とロートベットは9月6日のオリオールズ戦で初めてバッテリーを組み、9回2死まで無安打無得点の快投を見せた。以降、無双状態となってチームのプレーオフ進出、そしてポストシーズンでも好投。だがスミスとバッテリーを組んだ地区シリーズ第3戦では打たれてしまった。
8月11日のエンゼルス戦でスミスとバッテリーを組み、五回途中6失点KOして以降はラッシング、ロートベットと組んできた山本。一緒にベンチでメモを見ながら打ち合わせする様子も好投の要因とされてきた。
オリックス時代も若月と山本を固定して組ませていた中嶋氏。「山本が誰がいいと言うわけじゃないんですけど、投げやすそうに投げるなと思って見ていた」と起用していた理由を明かした。
またクローザーとして覚醒した佐々木朗希投手については「そこは監督次第なんですが、ぼくはできるだけ使いたくない。ちょっとずつ休みを入れながら。ケガして欲しくないので、そこはちょっと考えますね」と指揮官としての持論を展開し、上原浩治氏が投球フォームについて解説した部分では「重心移動が外であげるのではなく、脚を自分の体の中で上げている。上原さんの言っていることが正しい」と語っていた。





