山本由伸 フリーマンが明かした秘話「真ん中には絶対投げない」他球団の打者が一塁でこぼす「それが嫌なんだ」称賛惜しまず「素晴らしい前半戦」

 「ジャイアンツ2-5ドジャース」(13日、サンフランシスコ)

 先発した山本由伸投手は7回無失点の好投も、リリーフ投手が打たれたため9勝目はならず。それでも開幕から先発ローテを守り抜き、8勝7敗、防御率2・59と安定した成績を残して終えた。

 エースらしい投球だった。立ち上がりから崩れる気配をまったく見せず、ジャイアンツ打線を圧倒した。落ち着いたマウンドさばきは風格すら感じさせる。三塁を踏ませず、前回7日・ブルワーズ戦で自己最短2/3回、5失点KOの汚名を返上する91球だった。

 延長十一回に決勝打を放ったフレディ・フリーマン内野手はグラウンドインタビューであるエピソードを披露。「(相手の)誰かが一塁に出た時、『山本は真ん中には絶対に投げない』って言っていた。『それが嫌だ』って」。2年目で他球団の選手にも認められた証拠。「強烈な球を投げられてしかも自在にコントロールできる。まさに彼が今やっていることだ」と称賛を惜しまない。

 チームは故障者が続出した中でも貯金19を積み上げ、ナ・リーグ最高勝率で折り返した。「素晴らしい前半戦だった」と山本をたたえたフレディ。苦しかった先発投手陣を支えた事実はチームメートもわかっている。

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