ドジャース 編成トップが佐々木朗希の復帰過程を説明「時間を要してしまった」要因は?「関係構築や信頼形成にも時間が」

 「ナ・リーグ・地区シリーズ、フィリーズ-ドジャース」(4日、フィラデルフィア)

 ドジャースのフリードマン編成本部長が試合前に会見し、佐々木朗希投手について言及した。

 いつ救援の切り札になることを確信したのか?という問いに「シーズン序盤までさかのぼる」と明かした同編成本部長。「彼の投球フォームが少し乱れていた。ハムストリングや腹斜筋を痛めた選手によくあることですが、回復の過程で無意識にかばってしまい、フォームが崩れてしまう。それが筋肉に記憶されて定着してしまうと修正が難しくなる。肩の違和感も重なって、今の良い状態に至るまでには時間を要してしまった」と言う。

 また「彼は日本から来た選手なので我々との関係構築や信頼形成にも時間がかかる」と説明。右肩のインピンジメント症候群で離脱した際には、前段階で違和感があった。その申告が遅れたことも時間がかかった要因だった。

 リハビリに関しては「最も重要だったのは彼の体調を万全に取り戻すこと」とコンディショニングに専念した。そこからフォームを再構築し「はまった瞬間に重要な場面でアウトを取れる投手、本当に戦力になると思いました」と振り返った。

 ワイルドカードシリーズ第2戦でクローザーの役割を果たし1回を三者凡退。ブルペン陣の不安を振り払うようなピッチングを見せた。

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