ロバーツ監督「おお!いい戦いになるね」大谷翔平VSシュワバーのキング争いに興奮 PO見据えても価値ある一発「ショウヘイにとって多くの情報になるから」
「ドジャース5-0フィリーズ」(17日、ロサンゼルス)
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は51号ダメ押し弾を放った大谷翔平投手について「おお!いい戦いになるね。私は自分の選手を信じてるよ」と白熱する本塁打王争いを興奮気味に語った。
八回、追い込まれながらも外角のスイーパーを一閃した大谷。打球は右中間スタンドに飛び込む2試合連発の51号ダメ押し弾となった。
ナ・リーグ本塁打王のシュワバーの眼前で放った一撃。指揮官は「何本打ってますか?」と報道陣に逆質問。53本と答えると「おお!いい戦いになるね。私は自分の選手を信じてるよ」と言う。またシュワバーとのMVP争いについても「バットでの活躍に加えて、今はマウンドでも結果を出している。もう圧倒的だ。疑う余地なんてない」と語り、「ただ唯一心配なのは、簡単な選択肢だから投票者が飽きてしまっていないかということですね」と明かした。
序盤3打席は試合前まで10打数1安打、今季200奪三振をマークしているルザルドに苦しめられた。「序盤はスライダーやスイーパーが見えてないように見えた」と振り返り、「ショウヘイが4回対戦できたのはよかった。もし今後、また彼らと対戦することがあれば、ショウヘイにとってそれだけ多くの情報になるから」と言う。
現在、ドジャースは地区優勝を争っているが、フィリーズ、ブルワーズと勝率差で後じんを拝している。このままいけば第3シードでワイルドカードシリーズからの出場となり、勝ち上がれば地区シリーズでフィリーズと対戦することが濃厚だ。
「最後の打席は高めに浮いたスイーパーをとらえた。だから彼と4度対戦できたのはよかったと思う」と語り、「ルザルドは素晴らしかったし、他の先発投手もみんないいピッチャーだった。僕らも本気で挑まないといけない」と評したロバーツ監督。プレーオフを見据えても大きな一本だった。





