松井秀喜氏 大谷翔平の「技術的に好きな部分」を語る 自身と比較「私はそこまで打つパワーがなかった」

松井秀喜氏
 記念撮影で笑顔を見せる(後列左から)松井秀喜氏、大谷(2015年3月)
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 巨人、ヤンキースで活躍し、現在はヤンキースでGM付特別アドバイザーを務める松井秀喜氏が、19日放送のテレビ朝日系「有働Times」に登場。MCでフリーアナウンサーの有働由美子のインタビューを受けた。

 星稜から鳴り物入りで巨人入りし、4番として活躍。ヤンキース移籍後も主力となり、04年には当時の日本人最多31本塁打を放った。

 その松井氏がドジャース・大谷翔平について言及。「大前提としてパワーがすごい。遠くに飛ばす力を持っているのが大前提。スイングが速い。バットに当たれば飛ぶ」とうなずいた。

 続けて打撃フォームにも触れ、「一番、技術的に好きなのは打つ瞬間の手の位置がキャッチャー寄りにある。その分、ボールが長く見られる。彼はスイングが速くてパワーがあるから可能なんです」と解説。MLBでも175本塁打を放ったレジェンドは自身とも比較し、「彼はレフトスタンドにもホームランも打てる。技術を持っているからこその結果。90度、どこにでもホームラン打てる。私の場合はレフトスタンドに、そこまで打つパワーがなかった。特にメジャーリーグでは。センターから右方向にホームランが多かった」と振り返った。

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