大谷翔平49号!メジャー史上6人目2年連続50発に王手 逆転キングへ次回投手で2差シュワバーと直接対決

 「ジャイアンツ7-13ドジャース」(13日、サンフランシスコ)

 ついに2年連続の大台が見えた。ドジャースの大谷翔平投手(31)はジャイアンツ戦に「1番・指名打者」で出場し、三回に5試合ぶりの本塁打となる中越え49号ソロを放ち、2年連続50本塁打に王手をかけた。3安打3得点の活躍で、13-7の乱打戦を制する原動力となった。チームは地区優勝へのマジックを1つ減らして「11」とした。

 打球がバックスクリーンに飛び込むと、大谷は自軍ベンチを見ながら手を叩き、鼓舞するジェスチャーをみせた。3点を追う三回。先頭で放った5試合ぶりの49号ソロは今季自己最長&球団最長となる453フィート(約138・3メートル)の特大弾。勝利への執念をたぎらせた一発で、打線に火をつけた。

 右腕ウエブの148キロシンカーを完璧に捉え、B・ルース、M・マグワイア、S・ソーサ、K・グリフィーJr.、A・ロドリゲスに続くメジャー史上6人目の2年連続50本塁打に王手をかけた。試合後の地元ラジオ局のインタビューに「ビハインドだったので『まだまだここからいけるよ』と。みんなそう思っていた」と満足感を漂わせ、飛距離について問われると、「ホームランの数がまず大事だが、飛距離も持ち味の一つ」と誇った。

 初回に遊撃内野安打を放ち、フリーマンの適時打で先制のホームを踏んだ。五回の申告敬遠と九回の右前打を合わせて4度の出塁で3得点。昨季記録したキャリアハイの134得点にも並んだ。「チームの1番を打っている以上、(得点は)打点以上に大事だと思っている」。今季11度目の1試合3安打で打線をけん引し、優勝マジックは1つ減って「11」となった。

 試合後、次回登板が16日(日本時間17日)のフィリーズ戦に決まった。51本塁打でリーグトップに立つシュワバーとの直接対決が実現する。残り14試合。シーズン佳境を迎えた大谷が地区優勝、そして本塁打王へ全力で立ち向かう。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

大リーグ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(大リーグ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス