ドジャース スコットのグラスラ被弾の前に悪夢の誤審 空振り三振がファウル 現地中継局も憤慨「これは三振だ」

 「ジャイアンツ5-1ドジャース」(12日、サンフランシスコ)

 ドジャースが悪夢のサヨナラ負けで連勝が4でストップ。タナー・スコット投手がサヨナラ満塁弾を浴びたが、直前には誤審も重なる悲劇となった。

 延長十回、1死三塁からマウンドに上がったスコット。イ・ジョンフを外角スライダーでファウルチップの空振り三振に仕留めたかに思われた。だが球審がボールをチェックし、三塁塁審がワンバウンドしたとしてファウルの判定を下した。

 だがスロー映像で見ると、ボールはワンバウンドしておらず、ノーバンでロードベットのミットに収まっていた。現地中継局も「これは三振だ」と憤慨したワンシーン。ドジャースはチャレンジに失敗しており、判定を受け入れるしかなかった。

 その後、イ・ジョンフを四球で歩かせてしまい、一、三塁でロバーツ監督は満塁策を選択。だがベイリーにサヨナラのグランドスラムを被弾した。スコットは山本の前回登板でもサヨナラ負けを喫しており、2戦連続で悪夢の展開となった。

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