ドジャース104億円左腕スコット「今は最悪な状況」 また背信投球で敗戦投手 直近7戦防御率15・00&被打率・419
「ドジャース3-4メッツ」(2日、ロサンゼルス)
昨オフにドジャースと4年7200万ドル(約104億円)の大型契約を結び、新守護神として期待されているスコットが苦しんでいる。
試合は九回に大谷の犠飛で同点に追き、延長戦に突入。ドジャースが本拠地で流れを取り戻したかに見えたが、4番手で登板したスコットが無死二塁から始まるタイ・ブレーク制の延長十回にいきなり連打を浴びて2失点。チームはその裏に1点を返したが、あと1本が出ずに惜敗した。
直近7登板は防御率15・00、被打率・419(31打数13安打)。複数失点の登板と無失点の登板を交互に繰り返している左腕は静まり返ったクラブハウスで「メカニクスに問題があることははっきりしている」と説明。「あまりにも頻繁に起こっている。特に粘り強く戦っている展開で自分の思い通りにいかないのが悔しい」と小さな声で言った。
この日許した2安打はどちらも失投。「特に低めへのコントロールミスが目立つ。投げるべきところに投げられていないことが負けにつながっている、今は本当にひどい状況だ」と現状を語り、「とにかく、今取り組んでいることを継続するだけ。すべてを見直してコーチたちと解決策を見つけるしかない」と自分に言い聞かせるように言った。





