MLBで珍現象 3割打者激減 ナ・リーグ首位打者はフリーマン・2996 ア・リーグも3割超はわずか4人 ロバーツ監督が要因を独自分析

 「ドジャース0-3ダイヤモンドバックス」(29日、ロサンゼルス)

 ドジャースが2日のレイズ戦以来、今季7度目の完封負け。連勝は4で止まったが、ナ・リーグ西地区優勝争いは2位パドレスが敗れたため、マジックを1減らして25となった。

 大谷は初回に四球、三回には一塁内野安打で出塁したが、後続が倒れて得点にはつながらなかった。24日のパドレス戦の45号を放った後は4戦連続ノーアーチ。ナ・リーグ本塁打王争いはシュワバー(フィリーズ)を4差で追う展開となっている。

 ナ・リーグの首位打者争いはドジャースのフリーマンが打率1位をキープ。しかし、この日は3打数無安打1四球で連続安打試合は3で止まった。記録上は打率・300だが、厳密な数字は・2996(454打数136安打)。首位打者が巧打者の証しとされている打率3割を切る珍現象が起こっている。

 メジャー全体で見ても、打率3割を越えているのはア・リーグ首位打者のジャッジ(ヤンキース、・322)、ビシェット(ブルージェイズ、・308)、ペーニャ(アストロズ、・308)、スプリンガー(ブルージェイズ、・301)の4人だけ。

 3割打者の減少についてドジャースのロバーツ監督は「投手の専門性が高まっていることにより、先発投手との対戦機会が以前ほど多くなくなっているのが一因だと思う。球のキレや質は年々上がっているとも思う」と分析。さらに「打率が以前ほど重視されなくなっているというのもあるのでは」と、勝利のために打率よりも出塁率を重んじる傾向にある現状に触れながら「これらの要素すべてが絡み合った結果ではないだろうか」と話した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

大リーグ最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(大リーグ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス