山本由伸、6回2失点降板 11勝目の権利 9番打者に痛恨逆転被弾で悔しさ爆発 ラッシング勝ち越し3ラン 大谷は七回まで4打席無安打
「パドレス-ドジャース」(24日、サンディエゴ)
ドジャースの山本由伸投手が6回、92球を投げて4安打2失点、与四球2、奪三振6で降板。11勝目の権利を持って交代した。大谷は「1番・指名打者」で出場し、七回まで4打席でノーヒットに抑えられている。
首位攻防最終第3戦。パドレスに2連敗で喫し、首位の座を奪われたチームを救うべく、マウンドに立った山本は二回まで無失点。5番ボガーツをこの日最速157キロ直球で空振り三振に仕留めるなど、3三振を奪った。
痛恨の1球は1点リードの三回だ。1死一塁の場面で9番ディアスをカウント2-2と追い込みながら決め球のシンカーが内角高めの甘いコースに入り、左中間席へ運ばれる。マウンド上の山本は叫び声を上げ、悔しさを爆発させた。敵地は「ビート!LA!(打倒!LA!)」の大合唱に包まれた。
しかし、四回以降は粘りの投球を見せる。五回は先頭に二塁打を許すなど、1死一、二塁のピンチを背負うもディアスを右飛に打ち取り、きっちりリベンジ。六回も1死からマチャドに左前打を許すも後続をピシャリ。最後にボガーツを空振り三振に斬った瞬間、雄叫びを上げ、気を開放した。
試合は1点ビハインドの六回にフリーマンが17号同点ソロ。七回には9番ラッシングに勝ち越し3号3ラン、さらにフリーマンの2打席連発となる2ランが飛び出し、5点をリードした。




