ドジャース、テオが幻の満塁弾 初回無死満塁から犠飛で大谷が先制ホーム 先発・山本由伸を援護

 「パドレス-ドジャース」(24日、サンディエゴ)

 ドジャースが初回に大谷の四球を足掛かりに1点を先制。無死満塁の絶好機に4番T・ヘルナンデスが飛距離122メートルの中犠飛で先制点を奪った。パドレスの中堅ロレアーノはフェンスを越えようとする飛球をジャンピングキャッチで阻止する超美技だった。

 首位攻防最終戦。3連戦の2試合に連敗し、首位の座を奪われたドジャースは初回、大谷は、チーム勝ち頭13勝のピベッタに対し、カウント3-1から高めの直球を見送って四球で出塁する。続くベッツが2ストライクと追い込まれながら外角スイーパーを中前、3番フリーマンが四球でつないで好機を拡大した。

 ヘルナンデスがカウント3-1から甘く入った高め直球をジャストミート。満塁弾になるはずだった打球を好捕され、ヘルメットを叩いて悔しがった。

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