大谷翔平 100得点一番乗り 値千金決勝打で由伸アシスト 今季最長9戦連続安打

 「レッズ2-5ドジャース」(28日、シンシナティ)

 ドジャースの大谷翔平投手(31)はシンシナティでのレッズ戦に「2番・指名打者」で出場し、五回に勝ち越しの2点二塁打を放ち、連続試合安打を今季最長に並ぶ「9」とした。1得点もマークし、3年連続で100得点に到達した。先発の山本由伸投手(26)は7回4安打1失点、9奪三振で9勝目を挙げた。

 値千金の決勝打をマークした。1-1の五回1死一、三塁。大谷はレッズの新人右腕バーンズが投じた約160キロを捉えて痛烈な当たりで中堅右に運び、走者2人を迎え入れた。

 均衡を破り、好投していた先発の山本を援護する一打に、ロバーツ監督も「一息つけた。大きかった」と目を細めた。これで今季最長に並ぶ9試合連続安打。7月はここまで9本塁打を放ち、5月(15本)に次ぐ量産態勢に突入している。ただ、バット自体は湿りがちで月間打率は・229と低調。それでもここ一番ではしっかりと勝負強さを発揮する。

 七回には四球で出塁すると、T・ヘルナンデスの左前打で三塁に進み、4番・フリーマンの適時打で悠々と生還。メジャー一番乗りで100得点に到達した。得点を3桁に乗せたのは3年連続4度目。出場105試合時点での100得点は、2リーグ制が確立した1901年以降では球団史上2番目の多さだ。

 大谷は得点や38本塁打だけでなく、強打者の指標となる出塁率と長打率を足した「OPS」でも1・001とナ・リーグ首位を走る。チームも5-2で勝ち、連敗は2でストップ。ここ最近は得点圏での凡退が続いていた大谷だが、やはり頼りになる存在であることを改めて印象づけた。

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