大谷翔平、5戦ぶり「1番DH」 ベッツが「個人的理由」で欠場 球団新記録6戦連発に期待 吉田は「5番DH」
「レッドソックス-ドジャース」(25日、ボストン)
両チームがラインアップを発表。大谷翔平投手が「1番・指名打者」で出場する。20日の打席組み換えで1番を務めていたムーキー・ベッツ内野手が「個人的理由」で欠場するため、5試合ぶりにリードオフマンを務める。球団新記録の6試合連続本塁打に期待がかかる。ベッツに代わって2番にスミス、遊撃手はロハスが入る。
大谷はここまで101試合に出場し、打率・273、37本塁打、70打点、13盗塁、OPS(出塁率プラス長打率)・997。7月(18試合)は月間打率・206(68打数14安打)と安定感を欠くが、直近11試合7本塁打で、1本差で2位のスアレス(ダイヤモンドバックス)とし烈なキング争いを繰り広げ、メジャー全体でもトップのローリー(マリナーズ)をジャッジ(ヤンキース)とともに2本差で追っている。
フェンウェイパークでの通算成績は打率・310(58打数18安打)。21年5月に訪れた際には3試合で2本塁打、右翼フェンスと、“グリーンモンスター”と呼ばれる左翼フェンスを越える打球を放っている。25日の相手先発、エース格の右腕ベヨに対しては本塁打こそないが、対戦打率・500(8打数4安打)と相性はいい。
過去5試合の本塁打はすべて逆方向、センターから左への打球だ。そのうち3本が130メートル超の特大アーチだ。ロバーツ監督は、本塁から310フィート(約95メートル)の場所に立つ37・2フィート(約11・3メートル)の左翼フェンスをポイントに挙げ、「ここ1週間の打撃アプローチを継続すれば、フェンウェイの左翼は狭いからグリーンモンスターを越えるだろう。ボストンに行っても同じスタイルで打ち続けることが大事」と話している。
レッドソックスは吉田正尚外野手が「5番・指名打者」で出場。3年目の今季は右肩手術のリハビリのため、出遅れ、ここまで9試合、打率・233、0本塁打、1打点。
▽ドジャースのラインアップ1番・DH 大谷 打率・273 37本塁打 70打点 13盗塁 OPS・997
2番・捕手 スミス 打率・323 14本塁打 48打点 OPS・973
3番・一塁 フリーマン 打率・295 10本塁打 51打点 OPS・838
4番・右翼 T・ヘルナンデス 打率・253 14本塁打 58打点 OPS・737
5番・中堅 パヘス 打率・284 19本塁打 63打点 OPS・814
6番・左翼 コンフォート 打率・185 8本塁打 23打点 OPS・617
7番・三塁 エドマン 打率・227 11本塁打 41打点 OPS・676
8番・二塁 キム 打率・313 2本塁打 15打点 12盗塁 OPS・770
9番・遊撃 ロハス 打率・250 6本塁打 14打点 OPS・726
投手 シーハン 1勝1敗 防御率4・41
▽レッドソックスのラインアップ1番・中堅 ドゥラン 打率・254 22本塁打 57打点 17盗塁 OPS・925
2番・三塁 ブレグマン 打率・290 12本塁打 38打点 OPS・899
3番・左翼 アンソニー 打率・260 2本塁打 14打点 OPS・771
4番・遊撃 ストーリー 打率・252 15本塁打 60打点 OPS・697
5番・DH 吉田 打率・233 0本塁打 1打点 OPS・591
6番・二塁 ラファエラ 打率・271 14本塁打 48打点 OPS・780
7番・右翼 アブレイユ 打率・248 20本塁打 55打点 OPS・817
8番・一塁 トロ 打率・272 5本塁打 20打点 OPS・739
9番・捕手 ウォン 打率・144 0本塁打 1打点 OPS・372
投手 ベヨ 6勝4敗、防御率3・23





