ド軍に2つの朗報 前日緊急降板の新人右腕は離脱回避 ロバーツ監督「無理してくれたことに感謝」 左肘炎症の守護神「靭帯に損傷なし」

 「ドジャース4-3ツインズ」(23日、ロサンゼルス)

 前日の試合で六回から登板し、右ふくらはぎのけいれんで緊急降板したカスパリアス。試合前の会見で同投手の状態を問われたロバーツ監督は「痛みはある。本人とも話したが、ブルペンの状況や彼自身がどれだけチームに貢献したいと思っているか、さらには多少違和感があっても無理して出ようとしてくれていることなど、その姿勢には敬意と感謝の気持ちしかない。幸いにも痛みは深刻なものでない。なので、遠征にも帯同させるし、金曜日(25日のレッドソックス戦)には出られると思う」と明るい声で話した。

 チームは前々日、21日の試合で守護神スコットが左肘に「刺すような痛み」を訴えて緊急降板。一夜明けの22日に左肘炎症のため、15日の負傷者リスト入りが発表された。負傷箇所から今季絶望の肘靭帯修復手術の可能性もあったが、MRI検査の結果は「予想していたよりも良かった」とスコット。「炎症だけだった。靭帯のダメージはなかった。全く問題なかった」と安どの表情を見せた。

 ドジャースは現在、投手12人、野手2人が負傷者リスト入り。先発スネル、抑えもできるトライネンが復帰間近の状態だが、昨季同様、投手陣は手薄な状況な続いており、今月末のトレード期限を目前にして球団の動向が注目されている。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

大リーグ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(大リーグ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス