大谷翔平、意地の4戦連発36号2ラン 土壇場で日本選手初の偉業達成 スアレスと異次元キング争いでトップに並ぶ
「ドジャース-ツインズ」(22日、ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手が「2番・指名打者」で出場し、5-10の九回の打席で4試合連続本塁打となる36号2ランを放った。4打席無安打で迎えた土壇場の打席で日本選手初の快挙を達成し、意地を見せた。
大谷は4戦連発、直近10戦6発の量産態勢。直近7戦7発でナ・リーグのトップに立っていたスアレス(ダイヤモンドバックス)と異次元のキング争いを繰り広げ、ふたたび並んでみせた。
ドジャースは20日に打線組み換えに着手。2番で精彩を欠いたベッツの復調を期して1番に戻し、1番だった大谷が昨年6月16日以来となる2番に。20、21日の本塁打はいずれも一塁にベッツを置いた場面。新打線が機能している。
前日の大谷は投打同時出場で初回の打席で逆転2ラン。その後の3打席は三振に倒れたが、「ここ数日見え方がいいなっていうのが一番。打順に関係なく、少しずつ良くなってるなというのがいいかなと思います」と手ごたえ。しかし、この日は空振り三振、見逃し三振、中飛、二ゴロ。ボール球を振る場面が目立ち、精彩を欠いていたが、最後に会心の一発を放った。





