カーショーがベンチでブチ切れ 大谷豪快2ランの喜びつかの間 ド軍拙守の連続であっさり同点 レジェンド左腕は五回途中3失点KO
「ドジャース-ブルワーズ」(20日、ロサンゼルス)
今季初めて2番で起用されたドジャースの大谷翔平投手が1点リードの三回の打席で2試合連発となる34号2ラン。打撃不振脱却を期して1番に入ったベッツが中前打で出塁した後の効果的な一発でリードを3点に広げた。
ところが、直後の四回の守備で目を覆いたくなるプレーが連続する。2死二塁の場面で三遊間へのゴロの処理した三塁エドマンが一塁へ悪送球。二塁走者が一気に生還し、打者走者は二塁へ。さらに7番モナステリオの左前適時打を左翼ルイーズの本塁返球が大きくそれる間にふたたび打者走者は二塁へ。さらにさらに8番オルティスの痛烈なライナー性の打球に中堅パヘスが追いついたかと思われたが、打球はグラブをかすめて落球。2つ目の失策で同点の走者が生還した。
2死からまさかの3失点。マウンド上のベテラン、カーショーは口ひげをさわりながら悔しさをにじませた。
イニングが変わってもドジャース守備陣は安定感を欠いた。1死一塁から左中間へのゴロ打球を左翼ルイーズが捕球し損ねてチーム3つ目の失策を記録。1死一、三塁となったころで降板を強いられたカーショーはベンチに戻るとブチ切れ。グラブを荒々しく投げつけ、体全体で怒りを爆発させた。





