ドジャース、前日敗戦投手の中継ぎトリビノを事実上の戦力外 23歳剛腕ヘンリケスが今季メジャー初昇格
「ドジャース-ツインズ」(21日、ロサンゼルス)
ドジャースは3Aオクラホマのエドガルド・ヘンリケス投手のメジャー昇格を発表。代わってルー・トリビノ投手がメジャー40人枠から外れ、事実上の戦力外となった。
23歳の剛腕ヘンリケスは左中足骨骨折のリハビリのため開幕から負傷者リスト入り。6月29日に戦列復帰し、3Aで18登板、1勝0敗、防御率5・89、18回1/3を投げて26三振を記録した。
同投手は昨年9月にメジャーデビュー。100マイルを超える直球とカットボールを武器に3登板、防御率2・70をマークし、ポストシーズンのベンチ入りも果たした。
メジャー6年目のトリビノはジャイアンツで開幕を迎えたが、11登板で1勝0敗、防御率5・84と振るわず、5月5日に戦力外通告。リリーフ陣に多くのけが人を抱えていたドジャースと同11日にマイナー契約を結び、同18日にメジャーの舞台に戻ってきた。
アスレチックス時代の21年にはクローザーとして22セーブの実績を持つ右腕は新天地ではさまざまな状況で起用され、26登板、2勝1敗、防御率3・76。しかし、直近7登板は防御率6・35と振るわなかった。前日のブルワーズ戦は1点リードの六回1死二塁の場面でマウンドに上がり、同点適時打を許した後、勝ち越しの走者を残すなど、1死しか奪うことができず、敗戦投手となった。
メジャー通算成績は322登板、24勝26敗37セーブ、防御率3・92。





