佐々木朗希、ブルペンで150キロ計測 右肩痛離脱から2カ月 ロバーツ監督「また一歩大きな前進」 打者相手の投球には慎重「まだ」
右肩インピンジメント症候群のため5月から負傷者リストに入っているドジャースの佐々木朗希投手が20日(日本時間21日)、離脱後3度目のブルペンに入り、30球を投げた。
プライアー投手コーチから報告を受けたロバーツ監督は「球速は93マイル(約150キロ)まで出ていたから球速も少しずつ戻ってきている。状態は良さそうだ。持ち球もすべて投げていたし、投手担当のスタッフも次の段階について検討しているはずだ。今日はロウキにとってまた一歩大きな前進になった」と話した。次の段階はライブBP(打者相手の実戦形式の投球練習)になるが、指揮官は「まだ確実なことは言えない。可能性はあるが、現時点では何とも言えない」と慎重な姿勢を見せた。
佐々木は5月9日のダイヤモンドバックス戦に登板した後に右肩痛を訴えて離脱した。約2週間のノースロー期間をへてキャッチボールを始めたが、痛みを再発させて投球練習を中断。痛み止めの注射を打って肩を休ませた。
6月20日にキャッチボールを再開。関係者によると、佐々木は11日と17日にブルペンにも入っており、今回は中2日で3度目のブルペン投球練習だった。ロバーツ監督は前日に同投手の復帰時期が8月末になる可能性を示唆している。





