西武・今井 25イニング連続奪三振も敗戦 由伸、朗希に並ぶ日本選手最長記録

 「西武0-4ソフトバンク」(19日、ベルーナドーム)

 快記録も復調を印象付けられなかった。西武・今井は四回1死二塁から牧原大に左中間へ先制の適時二塁打を浴びると、2死一、三塁で中村にも直球を右前にはじき返された。

 初回1死満塁で山本から空振り三振を奪い、25イニング連続奪三振とした。2020年の山本由伸、22年の佐々木朗希の日本選手最長記録に並んだが、この回は3四球を与えるなど39球を要した。

 本拠地では、熱中症で4回途中降板となった6月27日の日本ハム戦以来となるマウンド。本来の投球を披露したかったが制球に苦しみ、5回までに105球を投じ、この回限りで降板。「今日は何もありません」と悔しさをかみしめた。

 打線も「5番・DH」で初出場した新加入のデービスが無安打に終わるなど、モイネロの前に2安打と沈黙。今季10度目の零封負けを喫した。

 ◆今井が日本人投手最長タイ25イニング連続奪三振 連続イニング奪三振の日本人投手最長は25イニングで20年・山本由伸(オリックス)、22年・佐々木朗希(ロッテ)に続いて今井が3人目。なお、外国人投手を含めれれば15年・サファテ(ソフトバンク)の43イニングが最長。

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