ロバーツ監督 奮闘大谷への賛辞止まらず「懸命に戦っている」「彼の集中力がさらに高まっているのが分かる」

 「ドジャース7-8ブリュワーズ」(19日、ロサンゼルス)

 ドジャースは後半戦に入り2連敗を喫した。大谷翔平投手は1番・DHで出場し、5打数2安打3打点だった。

 4点を追う展開となった三回。大谷が後半戦初安打となる33号2ラン。試合後、ロバーツ監督は「翔平はいいスイングができている。今のチームの状況をすごくよく理解していると思うし、彼なりに何とかしてチームを勢いに乗せようとしているのが感じられる」と称賛した。

 本塁打は右腕ペラルタの初球、甘く入ったチェンジアップを逃さず、中堅左に運んだ。打った瞬間に確信する一発。この一発が流れを呼び、この回に一挙4点で追いついた。

 再び追う展開となった六回、大谷が追撃の適時打を放ち7試合ぶりマルチ安打。2点を追う六回2死一、二塁でアシュビーの初球を仕留め、左前に運んだ。指揮官は「競い合ってるし、打席でも良いアプローチをしている。懸命に戦っているね。だから彼のやっていることがすごく気に入っている」と賛辞が止まらなかった。

 3点を追う八回にはエドマン、ロハスのソロで1点差。さらに2死から大谷の飛球が高々と上がったが、114メートルの中飛で同点弾とはならなかった。

 ロバーツ監督は打席内容の良さに触れ、「最後の打席もホームランまであと少しだったし、他の打席では一塁へいいライナー性の打球を打っていた。全体的に見て、とても良いプレーが続いているし、彼の集中力がさらに高まっているのが分かる。みんなを盛り上げようとしている」とうなずいた。

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