大谷翔平 後半戦は無安打発進 みぞおちに送球直撃もロバーツ監督「大丈夫。明日もプレーする」
「ドジャース0-2ブルワーズ」(19日、ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手(31)は「1番・指名打者」で出場したブルワーズ戦で六回に今季13個目の盗塁となる二盗を決めたが、4打数無安打だった。
本拠地がため息に包まれた。大谷の後半戦は無安打発進となった。5年連続で出場したオールスター戦から2日間のオフを経てグラウンドに戻ってきたが、初対決の24歳右腕プリースターに3打席無安打に抑えられるなど4打席ノーヒット。初回に空振り三振を喫した後は3打席連続で初球を打つ積極性を見せたが、快音は響かなかった。
併殺崩れで一塁に残った六回には、2日以来11試合ぶり13個目の盗塁となる二盗に成功。捕手のワンバウンド送球がみぞおち付近に直撃するアクシデントで試合は一時中断したが、ロバーツ監督は「大丈夫。明日もプレーする」と強調した。指揮官は試合前、大谷が21日の本拠地ツインズ戦で後半戦初登板し、3回を投げる予定と明かした。
チーム全体でわずか3安打。6月6日のカージナルス戦以来、5度目の零敗で後半戦黒星スタートとなった。ブルワーズとの対戦成績は今季4戦4敗。ロバーツ監督は「気持ちを切り替えて明日に備える。どうにかして攻撃の形を見つけないといけない」と選手たちに奮起をうながした。





