ロバーツ監督の起用ズバリ!本塁打競争にド軍コーチのV請負人が登板 シュワバーの3連発呼ぶ 昨年はテオスカーをVに「ありがとう」も疲労困憊
「米大リーグ・オールスター、ナ・リーグ6-6ア・リーグ(HR競争4-3)」(15日、アトランタ)
ナ・リーグが延長戦のホームラン競争を制し、2年ぶりの勝利を決めた。フィリーズのカイル・シュワバー内野手が驚異の3連続アーチを決めて勝利を呼び、ロバーツ監督も満面の笑みを浮かべた。
2点を追う九回にナ・リーグ屈指のクローザーでもあるパドレスのスアレス、メッツのディアスが攻略され試合を振り出しに戻された。
延長戦のホームラン競争に持ち込まれ、3人の選手が3スイングずつするルールでスタート。後攻のナ・リーグは2点ビハインドで迎えた中、2人目で登場したシュワバーが驚異の3連発を放ち、ひっくり返した。
この立役者となったのがドジャースで三塁ベースコーチを務めるエベルコーチ。打撃投手を務めて打ちやすいボールを投げ、見事にナ・リーグの勝利を呼び込んだ。昨年の球宴でも本塁打競争でテオスカー・ヘルナンデス外野手を優勝へ導いた実績の持ち主だ。
ロバーツ監督の起用がズバリとハマった形になった。終了後には報道陣の問いかけに「ありがとう」とつぶやいたエベルコーチ。それでも大役のプレッシャーからか疲労困憊の様子だった。





