山本由伸 球宴前日に語った高校野球の思い出「むちゃくちゃ走らされた」「意味ねーよって」も「無駄にはなっていない」

 ドジャースの山本由伸投手が14日(日本時間15日)、オールスターの前日会見に臨み、今まであまり語られることがなかった高校野球への思いについて語った。

 岡山から宮崎県の都城高校に進学した山本。甲子園には縁が無かったが、好投手としてその名は九州に轟いていた。それでも「むちゃくちゃ走らされましたね。本当にキャッチボール終わったら練習終わるまでランニングメニュー」と明かした山本。「1年生の時はサードとか守っていたんですけど、夏の大会終わってピッチャーになるぞと宣告された時は『あー終わったな』と。もうそういう気持ちでした」と言う。

 「ランニングメニューは楽しくなかった。みんながバッティング練習している周りを走るので。僕はバッティング大好きなので、いいなーと思いながら、意味ねーよってみんなで文句言いながら。すごく厳しかったので、次帰れって言われたら帰ろーぜとか言いながら走ってました(笑)」と笑いながら明かした。

 それでも「高校野球とかハードなことはあったけど、無駄にはなっていない」と力を込めた山本。日本の野球で良かった点を問われると「基礎の部分、投内連係とか何時間もかけてやったり。フィールディングなどは他の選手よりも染みついてるかな」と明かしていた。

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