山本由伸 ドラ4指名、オリックス担当スカウトに感謝「和男さんのお陰でプロ野球選手になれた」日本で会見

 米大リーグ・ドジャースへの移籍が正式決定した前オリックスの山本由伸投手(25)が30日、大阪市内で会見に臨んだ。プロ7年を過ごしたオリックスと日本のファンへの思いを伝えた。

 濃紺のスーツで登場した山本は、オリックスでは「指導者に恵まれたと思う」と感謝。「登板の間も体調に気を使っていただいて、健康にプロ野球人生を進んで、順調な成長につながった」と振り返った。

 また、プロ入り時の恩人にも感謝を述べた。都城高から16年度ドラフト4位でオリックスに入団。しかし、当時は「ドラフト上位候補でもなかった。社会人に行くべきかプロに行くべきか悩んだが、プロ野球選手を目指して小さいころやってきたので、悩みながら決断した」という。

 そこには入団当時の担当スカウトだった山口和男氏の熱心な勧誘もあった。「山口和男さんとの出会いは、すごく特別だった。プロに入ってからでも気にかけていただいた」と感謝し、「和男さんのおかげでプロ野球選手になれた」と言い切った。山口氏からは、ドジャース入りが決まるとすぐに「おめでとうと言葉をかけていただいた」という。

 また、オリックスが作成した「14,470球にありがとう」という山本への惜別ポスターをついても「すごくうれしかったし、そこについていた文章が心にぐっときました」と話した。ポスターには「いけ。由伸。僕らの手の届かないところまで」と熱いメッセージも添えられていた。

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