ドジャース 勝利を呼び込んだアウトマンの好プレー デバースの強烈ライナーを背走キャッチ→フェンス激突 陰のヒーローに
「ジャイアンツ2-5ドジャース」(13日、サンフランシスコ)
ドジャースが延長戦の死闘を制し、2カードぶりの勝ち越し。貯金19、ナ・リーグ最高勝率で前半戦を終えた。
延長十回、悪い流れをせき止めたのはジェームス・アウトマン外野手だった。ベンチは1死二塁からドレイヤーを申告敬遠。続くデバースには甘い球を捉えられ、打球はセンターへ痛烈なライナーとなった。
これを途中から中堅に入っていたアウトマンが一直線に背走。かなり難しい打球だったがランニングキャッチを見せ、そのままフェンスに激突する執念のプレー。素早く内野へ返球し、進塁すら許さなかった。
ここを無失点で切り抜けたとこで、延長十回、フリーマンの適時打で勝ち越しに成功。さらにT・ヘルナンデスの適時内野安打、パヘズのダメ押し適時打も生まれた。抜けていれば、落球していればチームの勝利はなかっただけに、崖っぷちのアウトマンが陰のヒーローだった。





