「最強スポーツ男子」全治9カ月、佐野岳の跳躍を放送 右足一本で着地、泣きながら競技続行訴えもスタッフが固辞
21日に放送されたTBS系「最強スポーツ男子頂上決戦2025冬」では、この収録で全治9カ月の重傷を負った俳優の佐野岳が足を痛めた跳躍を放送した。
佐野は跳び箱・モンスターボックスで負傷。17段に挑戦した時に空中でバランスを崩し、右足一本で着地してしまい、そのまま倒れ膝を抱えて痛がった。実況では「ちょっと傷むような形か」などと中継し、スタジオのアンガールズ田中卓志らは「大丈夫かな」と心配の声を上げていた。
メディカルチェックを受け、結果「足の状態が芳しくない、ここでリタイア」と説明された。
番組ではメディカルチェック後の様子も放送。控え室で佐野はなんとかして競技を続行しようとするが、スタッフが「気持ちはありがたいが、やらせられない」とストップ。佐野は泣きながら「もうちょっと固くテーピングしたら跳べる感じはしてる」「最後、もうちょっとやってから」などと訴えるも、もちろん続行できるわけもなく、最後は「また万全に準備してリベンジさせてください」と全員にあいさつし、無念の涙を流していた。
佐野はXで「競技を続けたいという僕の訴えにしっかりとストップを掛けて自分を守ろうとしてくれたスタッフの方々に感謝してます!番組からの愛を強く感じました!心の底からありがとうございます!!」とスタッフに感謝を伝えていた。
佐野はこのケガで右膝半月板損傷、靱帯断裂で全治8~9カ月と診断された。
