ドジャース、延長十一回辛勝 抑えスコット乱調も打線奮起 大谷1安打2四球2得点 山本7回無失点快投も勝敗つかず
「ジャイアンツ2-5ドジャース」(13日、サンフランシスコ)
ドジャースが前半戦最終戦で延長十一回にフリーマンの勝ち越し適時打などで辛勝した。
先発の山本が7回3安打無失点の快投。最速155キロの直球にスプリットとカットボール、カーブを効果的に織り交ぜて三塁さえ踏ませない圧巻の投球で三塁さえ踏ませず、スコアボードにゼロを並べ続けた。前回7日のブルワーズ戦で自己最短2/3回、5失点KO。汚名を返上する91球だった。
しかし、2点リードの九回に抑えスコットが代打マトスに同点2ランを被弾し、延長戦に突入。山本の9勝目が消えた。
大谷は「1番・指名打者」で出場し、3打数1安打2四球、2得点。初回の打席で飛距離110メートルの左飛。フェンス際で左翼手の好捕に阻まれる大飛球だった。四回に先頭で四球を選び、先制点をお膳立てすると、五回にはカウント1-2と追い込まれながらエース左腕レイの低めナックルカーブを拾って右前打。登板翌日の連続無安打打席を15で止めた。
無死二塁のタイブレーク制の延長十一回の打席は先頭で申告敬遠。2死からフリーマン、T・ヘルナンデス、パヘスの3連続適時打で3点を加えて逃げ切った。





