大谷翔平、圧巻奪三振ショー 初回3者連続空振り三振

 「ジャイアンツ-ドジャース」(12日、サンフランシスコ)

 ドジャースの大谷翔平投手が「1番・投手兼指名打者」で出場し、初回のマウンドで圧巻の三者連続三振を記録した。7連敗中のチームを勢いづけた。

 初回の攻撃で一ゴロに倒れた大谷はその裏の投球でエンジン全開。先頭ヤストレムスキーをカウント1-2から高め159キロ直球で空振り三振に仕留めると、2番ラモスには2球連続ファウルの後、高め161キロ直球でバットに空を切らす。強打の3番ディバースには変化球を織り交ぜてカウント1-2に追い込み、最後は145キロ低めスライダーで空振り三振を奪った。

 大谷は投手として4試合に登板し、6回を投げて防御率1・50。前回5日のアストロズ戦は2回、復帰後最多の31球を投げ、最速162・4キロをマーク。2イニング目は3者連続三振を記録した。

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