大谷翔平のスプラッシュ・ヒット“争奪戦”制したのは郵便配達員 予測&執念で「お宝」ゲット

 「ジャイアンツ8-7ドジャース」(11日、サンフランシスコ)

 ドジャースの大谷翔平投手(31)はジャイアンツ戦に「1番・指名打者」で出場し、三回に2試合ぶりの本塁打となる右越え32号2ランを放った。右翼席後方の海に飛び込む通称「スプラッシュ・ヒット」を日本選手として初めてマークした。チームは7-8で競り負け、8年ぶりの7連敗。大谷が先発登板する次戦に、連敗ストップの期待がかかる。

 海上には本塁打球を獲得しようと、20隻のボートが待っていた。打球が海に飛び込み、“争奪戦”を制したのは郵便配達員のブラッド・レナーさん(34)だ。

 試合をスタンドで見ることができないレナーさんはどうやって本塁打球がきたと察知し、争奪戦に勝ったのか。レナーさんが待つ湾からオラクル・パークを見ると、外壁に大型テレビが付いていた。ここを集中して見ながら、ボールの着地点を予測し、パドルをこぐ。

 今回、レナーさんは最後に飛び込んで獲得した。「最高だけど、めちゃくちゃ寒いよ」。サンフランシスコは夏でも夜になると肌寒い。こごえていたが、運と予測と執念で、「お宝」をゲットした。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

大リーグ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(大リーグ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス