ドジャース、6年ぶり6連敗 延長十回サヨナラ負け 守護神スコットら救援陣がリード守り切れず 大谷翔平は3打数無安打2四球1打点

 「ブルワーズ3-2ドジャース」(9日、ミルウォーキー)

 ドジャースが延長十回サヨナラ負けで今季ワーストを更新する6連敗。1点リードの九回から登板した抑えのスコットが乱調で同点に追いつかれると、無死二塁から始まるタイブレーク制の延長十回に5番手で登板したイェーツがチューリオに適時打を浴びて万事休した。チームの6連敗は19年4月8~13日以来。6年ぶりの屈辱となった。

 大谷翔平投手は「1番・指名打者」で出場し、3打数無安打2四球で3試合ぶりのノーヒット。先発左腕キンタナに対し、初回の打席はフルカウントからスラーブに空振り三振。三回はスラーブでバランスを崩されて中飛。五回2死満塁の好機はストレートの四球で歩いて先制点をもたらした。

 1-1の七回の1死二、三塁の勝ち越し機は2番手左腕アシュビーにフルカウントから四球で出塁。次打者ベッツの左犠飛につなげた。1点リードの九回無死一塁の打席は4番手右腕アンダーソンに空振り三振だった。

 右肩炎症から復帰し、4月29日以来、約3カ月ぶりにマウンドに立ったグラスノーが5回、85球を投げて2安打1失点(0自責)。勝ち星はつかなかったが、打線の援護がない中で好投した。

 連敗中の5試合は得点不足に苦しんでいるドジャースはこの日も五回2死まで無安打で好投したグラスノーを見殺しにした。五回に大谷の押し出し四球で先制した後、なおも2死満塁の好機にベッツは左飛、ベッツの犠飛で勝ち越した七回も2死満塁の場面でフリーマンが凡退するなど、苦しい戦いが続いている。

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