大谷翔平「1番・投手兼DH」 日米初の誕生日登板は2回40球以下予定 前夜18得点の強力打線と対決 ド軍は対左腕オーダー

 ドジャース・大谷翔平(提供・共同通信社)
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 「ドジャース-アストロズ」(5日、ロサンゼルス)

 ドジャースがラインアップを発表。大谷翔平投手が「1番・投手兼指名打者」で出場する。この日、31歳を迎え、日米通じて初の誕生日登板。6月28日のロイヤルズ戦以来、中6日の調整で復帰後4度目のマウンドは2イニング、40球以下を予定している。

 大谷はここまで投打同時出場3試合を含む87試合に出場し、打率・282、ナ・リーグ1位の30本塁打&OPS(出塁率+長打率)1・006、56打点、12盗塁。リーグ全体トップの86得点を記録している。

 前日の同カードは3打数無安打1四球。序盤から投手陣が打ち込まれ、今季チームワーストの18失点を喫し、本拠地史上最大の17点差大敗。九回の打席に立つことなく、途中交代した。

 大谷はメジャー移籍後の自身の誕生日の打撃はエンゼルス時代の19年に本塁打を記録しているが、通算打率は・091(22打数2安打)と精彩を欠く。この日のアストロズの先発は左腕バルデス。過去の対戦打率・139(36打数5安打)、1本塁打、7四球、12三振と苦しめられている左腕から会心の一撃が期待される。

 ドジャースは対左腕の打線を組み、コンフォートに代わってK・ヘルナンデスを左翼で起用した。

 投手としてはここまで3試合に登板し、計4回で防御率2・25。初めて2イニングを投げた前回のロイヤルズ戦ではメジャー自己最速の163・6キロをマークするなど、先発投手として完全復活の階段を着実に上がっていることをうかがわせた。

 ▽ドジャースのラインアップ

 1番・投手 大谷       打率・282 30本塁打 56打点 12盗塁 OPS1・006

 2番・遊撃 ベッツ      打率・247 10本塁打 43打点 OPS・704

 3番・捕手 スミス      打率・330 12本塁打 45打点 OPS・997

 4番・一塁 フリーマン    打率・313 10本塁打 47打点 OPS・890

 5番・右翼 T・ヘルナンデス 打率・261 14本塁打 54打点 OPS・770

 6番・中堅 パヘス      打率・290 17本塁打 58打点 OPS・830

 7番・二塁 エドマン     打率・242 10本塁打 38打点 OPS・723

 8番・左翼 K・ヘルナンデス 打率・199  8本塁打 22打点 OPS・637

 9番・三塁 ロハス      打率・241  3本塁打  9打点 OPS・646

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