大谷翔平 3の0で2戦連続安打なし&チーム今季最多18失点 自身初バースデー登板で悪循環断ち切る

 「ドジャース1-18アストロズ」(4日、ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)は「1番・指名打者」で出場し、3打数無安打で九回に指名打者を解除されて退いた。チームも20安打を浴びて1-18で大敗し、連勝が4でストップした。31歳を迎える6日のバースデー登板は先発で2回を投げる予定。悪循環を断ち切る快投が期待される。

 大谷は2試合連続で安打が出なかった。三回にはナックルカーブを捉えて強烈なライナーを放ったが、打球は相手先発の左かかと付近を直撃して跳ね上がり、遊撃手がそのままノーバウンドで捕球してアウトに。この日は運も味方せず、打球を受けた右腕マクラーズも「僕には幸運だったね」と笑った。

 米独立記念日に行われた試合は、チームも投打に精彩を欠いた。アストロズは2017年のワールドシリーズで屈した相手で、後に組織的なサイン盗みが発覚。因縁は深く、本拠地のファンは試合前から大ブーイングを浴びせた。しかし、序盤から劣勢で威勢は次第にしぼみ、ドジャースタジアムで史上最悪となる17点差の敗戦を喫した。

 18失点も今季最多で、打線は1得点のみ。ロバーツ監督も「あまりいいところがなかった」と元気がなかった。

 大谷は31歳の誕生日を迎える5日に、投手復帰後4度目の登板に臨む。日本ハム時代も含めて初のバースデー登板だ。メジャー自己最速となる101・7マイル(約164キロ)を計測した前回6月28日のロイヤルズ戦と同じく2回を投げる予定。悪い流れを変える快投が期待される。

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