今永昇太 六回途中3失点で5勝目 3被弾に「永遠の課題」
「カブス5-4ガーディアンズ」(2日、シカゴ)
5勝目を挙げたカブス・今永は「味方が逆転してくれなかったら、五回も持たなかったと思う」と苦しい投球を振り返った。二回と三回にいずれも速球を狙い打たれ、3本のソロ本塁打を許した。「被本塁打率は僕にとっては永遠の課題。十何年も野球をやってきて、まだこの悪い癖と付き合うのかと、そんな気持ち」と反省した。
沈んだ気持ちを鼓舞したのは、味方の援護だった。四回、鈴木の2点打などで5-3と逆転。「ずっと苦しい、1点もやれないという中で投げていたが、2点取られてもまだ同点という気持ちの中で変化球を多投できた」。速球を見せ球にする配球へと切り替え、残りのイニングを乗り切った。
それでも六回を投げきれず、手にした白星に「チームのみんなに感謝」という。特に鈴木は3打点の活躍。DeNAのエースとして、広島の主軸だった姿を見ているだけに「彼の力を発揮すれば、ほとんどの相手に勝てる。メジャー4年目でその領域に来た」と1歳下のチームメートの打棒に目を細めた。





