大谷翔平 2度目の登板で見せた変化 威力発揮のシンカーは使わず 登場曲も投手用を用意 次段階へ上げていける内容に

 「ドジャース-ナショナルズ」(22日、ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手が2度目の先発マウンドに上がり、1回を無安打無失点、2奪三振をマーク。前回登板からの変化を示した。

 初登板となったパドレス戦で威力を発揮したツーシーム。だがこの日はオール左打者との対戦になったせいか、フォーシーム、スライダー、スプリットの3球種で配球を組み立てた。

 1死からベッツが高々と上がった飛球を落球してしまい走者を許したが、セットポジションに変わっても動じず。ややスプリットが引っかかり、スライダーが抜ける場面もあったが、2球続けの制球ミスはなく、しっかりマウンドで修正ができていた。エンゼルス時代にトミー・ジョン手術を受けてからの復帰後は制球にバラツキが見られたが、2登板で無四球としっかり制御できている印象だ。

 また初登板時には打席で使用する登場曲が球場に流れたが、この日はエンゼルス時代にも使っていた「DO OR DIE」が球場に響き渡った。ロバーツ監督は「状態を見ながら。1回になるか2回になるか分からない」と試合前の会見で語っていたが、投球内容を見れば次回登板で複数イニングを-。次の段階へ上がっていくモノを見せた2度目の先発マウンドだった。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

大リーグ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(大リーグ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス